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2002/11/17の日記より転載
連載中は雑誌で読んでいたのですが 急に読みたい衝動に駆られて文庫版を購入 一気読みしました。 連載中、好きで でもとても嫌いな部分もあった。 そういう意味で、たいへんインパクトが強い物語です。 現在でさえも。 嫌いな部分。 ・・・転生が「多すぎ」なところ。 月基地のメンバーだけが転生するのなら とてもよく解る気がするのです。 他ならぬ場所が「月」で毎日地球を見てきた彼らが 思いもかけない運命のために死に至ったことも 転生の大きな原因だと思うから。 ・・・だから、「モードみたい」とか ラズロのようなブンさんとか 「あれはココの生まれ変わりよ」なんて言葉が出てくるのは 私にとっては興ざめでした。 もひとつ、最終回が好きではありませんでした。 今読み返しても、蛇足だと思う。 輪くんはけっこう酷いことをやってきたのに それに対する説明がなくてひたすら平和。 それなら、輪くんが目覚めたこと、その後の亜梨子の告白 (その後の迅八の「ちぇ」も好き)で終わって欲しかった。 好きなところ。 ・・・おもしろかったから。 連載が長くて、描写がくどい感じもありましたけど やっぱり目を離せなかった。 感情のすれ違いや思いこみは、ある意味、辛辣なくらい。 前世の記憶は紫苑と木蓮とでは全然違う。 連載中はそのあたりが消化不良な気分で たいへんもどかしかった。 私が好きな場面は すべてから解き放たれた紫苑と木蓮が抱き合う場面ではなくて その前の「植物だらけだ。基地中 みんな」と 呆然とつぶやく輪くんのセリフでした。 彼らの記憶の中ではすれ違い 最後まで互いの思いを誤解したまま その記憶のまま転生してしまったから。 この時初めて、紫苑がどんなに木蓮を愛していたか その場のすべての人が 輪くんも含めてすべての人が知ったのだから。 連載中、このタイトルには「記憶鮮明 東京編」という サブタイトルがついていました。 「なぜ転生したのか」ではなくて、「なぜ記憶が残っているのか」。 私には、そちらの方が興味がありました。 前世の記憶を昇華させながら 前世とは違う人格の人生を生きる彼ら。 ・・・だから最終回は蛇足だな、と改めて思う。 ちなみに、「パスワード」というのにも惹かれました。 紫苑、玉蘭、秋海棠、槐のパスワード 好きだったなあ。
by t-marino
| 2005-01-05 20:10
| 漫画(少女)
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